ベッドまわりから初めて、一気に終わらせよう思っていた寝室の掃除(というか片付け)。でもちっとも進まないのは、そこにある本の片付けに手間取っているから?
ずっと読み終えずにいるものとかあまりおもしろくなかったものは、もう処分しようと思っていたのだけど、いざとなるとなかなか手放せない。。。
そこで、読み終えずにいる本の一例を。
まずは、「どうしても読み進められない編」。
田山花袋の「日本温泉めぐり」
「蒲団」も読んだことはないけれど、紀行文でおもしろそうだったので買った本。ときどき取り出して読み始めるのだけど、いつも途中で挫折。。。
なんでだろう?全部の漢字にルビが振ってあって読みにくいからだろうか。「長い」にも「山」にも振ってあるんだよね。。。
夏目漱石「文鳥・夢十話」
会社の後輩(文学青年)が、いちばん感動した小説は「夢十話」ですと話しているのを聞いて読んでみたくなった。この本で30ページにも満たない短編なのに、さらに第一夜から第十話まで細かく分かれているのに、いつも最後まで読めない。。。
文学青年よ、この話のどこがそんなによかったのかい?
梶井基次郎「檸檬」
この本も短編集で、いちばん最初に載っている「檸檬」を教科書で読んでその表現力に感動し、他の作品も読んでみたくて購入。でも「檸檬」の次に載っている「城のある町にて」が読み終えられない。ならば他のから読めばいいものを、なまじ短いものだからどうしてもこれを読んでからと思ってしまい、先に進まない。。。今度、3番目のから読んでみます。。。
読み終えずにいる本、「長すぎて途中でやめてしまった編」。
トルストイの「アンナ・カレーニナ」。時代も国も超えた人間の普遍的な面がよく描かれていて、これはおもしろいです。
しかし、こういう話は一気に読まないといけませんね。登場人物がやたら多く描写もかなり細かいので、途中でちょっと時間をあけると誰が誰やら分からなくなってしまいます。
というわけで長期中断中。上巻から中巻に移るときも間をあけすぎて、本文が大きな文字に変わってしまいましたよ。(表紙もちょうど映画化の時期と重なり、ソフィー・マルソーになっちゃった。)そして、下巻はまだ買ってもいません。。。
エドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」。子供のとき読んだ少女向けの名作全集のなかで印象に残っていた小説です。わくわくしながら買ったものの、この本、810ページもある。その分お値段も文庫本とは思えぬ1,700円(税抜)!
今手元の本をあけると40ページ目にしおりがはさんであり、どうやらここまでしか読んでないらしい。こう分厚いと再度読み出すのには勇気がいる。でも2012年とかにディズニーで映画化されるらしいから、それまでには読み終えようっと。
アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」。
友達が好きだと言っていて読んでみたくなったこのシリーズ。4冊大人買いしたのはいいけれど、、大人になってから読むファンタジーはなかなか世界に入り込めない。。。3巻まで読んで中断してしまいました。そして、当時は4巻までしか出ていなかったのに、まさかの5巻と外伝の発売。ゴールは遠い!
読み終えずにいる本、「難しくて読めない編」もあります。
科学も経済も苦手で。。。
これならすぐ読めちゃったんだけどな。。。「きな子 ~見習い警察犬の物語~」。
byよち

梶井基次郎のレモンはちょっと神経が繊細っていうか
そんな人の小説だったと思う
文学青年さんはやっぱり芥川賞系がすきなんだなあ
僕は直木賞一本だからちょっと恥ずかしい
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「アンナカレーニナ」は高校生の頃に「罪と罰」を読んだ頃に読んだきりです。
梶井基次郎「檸檬」、梶井基次郎は良いです!
彼の文章には人の心を揺り動かす力があります。
詩があります。
毎朝ポチして、ブログアップ以来ずっと1位を走ってるのに!!!です。
凄いぞ Cinnamon Beach !
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ノーベル賞候補犬トウカツ地区代表メイゴンサンさん
私は芥川賞はもちろん、直木賞ものもほとんど読んでないなぁ。。。
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aruceさん
高校生のころは、名作ものにはまる時期ですかね♪ 私もそれ以降あんまり読まなくなってしまったのですが、30歳頃に再び名作ブームが来て「アンナ・カレーニナ」もその頃買ったものです。
梶井基次郎は「檸檬」以外も読んでみますね!
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